歯科医師による歯科情報サイト
セルフホワイトニングで失敗しないために知っておきたいこと
ホワイトニング

セルフホワイトニングで失敗しないために知っておきたいこと

セルフホワイトニングとは、

・ホワイトニングサロンでホワイトニングをする
・自宅でホワイトニング歯磨き粉や市販のホワイトニングキットなどを利用して歯を白くする

ことを言います。

今回は、セルフホワイトニングで後悔や失敗をしないために知っておきたいメリットとデメリットについて詳しく解説します。

歯科医院のホワイトニングとの違い、セルフホワイトニングのリスクについてもご紹介するので、ホワイトニングケアの参考にしてくださいね!

後悔する?セルフホワイトニングのメリットとデメリット

矯正のコピー 13

セルフホワイトニングは歯科医院で行うホワイトニングとは作用が異なりますが、営業時間の長いホワイトニングサロンや市販品を使って自宅で行えるなど、手軽に始められることが一番のメリットです。

しかし、医療機関である歯科医院で行うホワイトニングよりも歯を白くする効果が低いという点はデメリットとなります。

セルフホワイトニングのメリットとデメリットを詳しく確認してみましょう。

セルフホワイトニングのメリット

以下のようなことがセルフホワイトニングのメリットです。

・歯科医院のホワイトニングよりも手軽に始められる
・歯の表面の着色やくすみが落とせる
・歯科医院のホワイトニングよりも1回あたりの費用が安い
・歯への刺激や痛みが少ない

歯科医院のホワイトニングよりも手軽に始められる

セルフホワイトニングは、ホワイトニングサロンや自宅で行うことができます。

ホワイトニングサロンは土日祝日・夜20時以降まで営業しているところが多いです。
そのため、休日や仕事終わりに歯科医院に通えないという人にとっては、都合がつきやすくて手軽に始められるでしょう。

市販のホワイトニング歯磨き粉、ホワイトニング家電を使用して自宅で行うセルフホワイトニングも、自分の好きなタイミングでホワイトニングできる点で手軽だと言えます。

歯の表面の着色やくすみが落とせる

セルフホワイトニングでは、歯の表面についた着色やタバコのヤニを落として生まれ持った歯の色に戻すことができます。

毎日の飲食、コーヒー、紅茶をよく飲む、タバコを吸う習慣があると、歯の表面は色素のベールがかかったような状態になります。
これが、歯が黄ばむ原因の一つです。

セルフホワイトニングでは、歯の表面を覆っている色素のベールを落として歯を本来の色に戻すことができるので、歯に定着する前の黄ばみやくすみに効果的です。

歯科医院のホワイトニングよりも1回あたりの費用が安い

歯科医院のホワイトニングと比べてセルフホワイトニングは、1回位あたりの費用が安く済む場合があります。

ホワイトニングサロンの費用相場は1回あたり5,000円前後、キャンペーンや回数券を使うともっと安くなる場合があります。
ホワイトニング用の歯磨き粉なら数百円のものから試すことができます。

ただし、セルフホワイトニングの効果は歯科医院のホワイトニングよりも低いです。
セルフホワイトニングで満足する効果を得るためには、ある程度の施術回数や期間が必要になります。

満足する結果を得るまでのトータル費用や期間を考えると、変わらないか歯科医院の方が早く安く効果を得られる可能性が高いですが、1回あたりの費用でみるとセルフホワイトニングの方が安いことが多いです。

歯への刺激や痛みが少ない

セルフホワイトニングに使われるホワイトニング成分は、歯科医院で使われるものよりも作用がマイルドなので、歯への刺激や痛みはほとんどありません。

セルフホワイトニングのデメリット

セルフホワイトニングのデメリットには、以下のようなものがあります。

・効果があるか分からない
・歯の表面の着色しか落とせない
・色むらができる可能性がある

効果があるか分からない

セルフホワイトニングは、施術の前に歯科医師や歯科衛生士のような医療従事者に口の状態を確認してもらえないため、効果が得られるのか分からない場合があります。

歯の黄ばみにはさまざまな原因があり、原因によってはセルフホワイトニングでは十分な効果が得られないことがあるからです。

例えば、歯に染み込んだ頑固な黄ばみ、加齢やテトラサイクリンのような薬剤が原因で起こる歯の内部の黄ばみや変色は、セルフホワイトニングで白くできません。

確実に歯を白くしたいなら、歯科医院で自分の歯にはどのような方法が合っているのか確認してもらうのがおすすめです。

歯の表面の着色しか落とせない

セルフホワイトニングで落とせるのは、歯の表面の着色だけです。

色むらができる可能性がある

セルフホワイトニングは、すべての工程を自分で行います。

ホワイトニング歯磨き粉のようなものなら心配が少ないですが、ホワイトニングサロンで自分でホワイトニング剤を塗布するような場合は、均一に塗布できずに色むらができるなど、きれいに仕上がらない可能性があります。

セルフホワイトニングと歯科医院のホワイトニングの違い

セルフホワイトニング 失敗

セルフホワイトニングと歯科医院のホワイトニングの違いは、以下の4つが挙げられます。

・医療機関かどうか
・歯科医師や歯科衛生士のような国家資格保持者がいるか
・使用できる薬剤の効果
・対応できるホワイトニング方法の種類

歯科医院は医療機関ですが、ホワイトニングサロンは美容院と同じで医療機関ではありません。

そのため、ホワイトニングサロンには歯科医師や歯科衛生士のような国家資格保持者が在籍していないことが多いです。

在籍していても、ホワイトニングサロンで歯科医師や歯科衛生士が患者の口を触ったり、ホワイトニングを施術したりすることはできない決まりとなっています。

また、使用できる薬剤の効果も異なります。
医療機関である歯科医院ではホワイトニングに歯を漂白する作用がある薬剤を使うため、歯の表面の着色はもちろん、歯に染み込んだ着色まで落として生まれ持った歯の色よりも白い歯にすることができます。

加齢やテトラサイクリンのような薬剤が原因で起こる歯の内部の黄ばみや変色にも対応できる光漂白やウォーキングブリーチなど、歯の状態に合わせたホワイトニング方法を提案してもらえる点も安心です。

セルフホワイトニングは歯の漂白効果がないホワイトニング剤を使うため、基本的に歯の表面の黄ばみやくすみしか落とせないので注意しましょう。

セルフホワイトニングのリスク

セルフホワイトニングは自宅やホワイトニングサロンなど、医療機関でない場所で行うため、トラブルが起きた場合には最終的に歯科医院に行く必要があります。

市販品やホワイトニングサロンで自分ですべての工程を行うということは、効果の確実性や安全性で歯医者のホワイトニングよりもリスクがあることを覚えておきましょう。

まとめ

セルフホワイトニングは、市販品や営業時間の長いホワイトニングサロンで手軽に行えるのが魅力ですが、効果の確実性や安全性では歯科医院のホワイトニングよりも劣ります

短期間で確実性と安全性の高い方法で歯を白くしたいなら、歯科医院のホワイトニングがおすすめです。

365dentistでは、

・歯科医師運営のオープンチャットでのご相談
・あなたにあった歯医者探しのお手伝い
・お口に関するお役立ちコラム

で、あなたのお口の健康と美をサポートいたします!

お口のお悩みがある方は、まずは歯科医師運営のオープンチャットでお気軽にご相談ください!

rFwCa3l4BUr XmYhCxE4BKgjoddpvffIoWbxeuoxUQ1MDEKKu 3MzHSsmnuIs4CiKSlVp8jj5cZSy2lplWf2fgOsYGZaJLB7FTVcOdh8flIkT1GvM9rbd7EC3ksPUT2gRwOHt0EnOFz1gsi dflH7Go