親知らずを抜くと小顔になるって本当?顔が変わるといわれる理由

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最終更新日 2022年12月30日

患者さん
患者さん

先生、親知らずを抜くと小顔になるって本当ですか?

歯科医師
歯科医師

親知らずは、歯列の一番奥に生えてくる歯です。
顎の端に近い位置に生えることから、抜くとフェイスラインがスッキリして、小顔になるという話を聞くことがありますね!
今回は、親知らずを抜くと小顔になるのか、顔が変わるといわれる理由についてお話しします!

親知らずを抜くと小顔になるといわれる理由

親知らず 小顔

親知らずを抜くと小顔になるといわれる理由は、3つあります。

  • 顎のエラ辺りの骨が痩せるから
  • 頬骨辺りの骨が痩せるから
  • 噛む筋肉が痩せるから

顎のエラ辺りの骨が痩せるから

下の親知らずは、下顎のエラの辺りに生えています。

下の親知らずを抜くことで、エラ辺りの骨が痩せてフェイスラインがスッキリとし、小顔になる場合があります。

頬骨辺りの骨が痩せるから

上の親知らずは、頬骨の端辺りに生えています。

上の親知らずを抜くことで、頬骨が痩せたり親知らずで出っ張っていた頬が凹んだりして、小顔になる可能性があります。

噛む筋肉が痩せるから

親知らずがまっすぐに生えている場合は、ほかの歯と噛み合って機能することで、親知らず付近の顎の骨や筋肉を発達させることがあります。

親知らずを抜くことで、親知らず付近の顎の骨や筋肉が使われなくなり、痩せて小顔になる可能性があります。

親知らずを抜くと小顔になる?ビフォーアフターは?

親知らず 小顔

親知らずの影響で

  • エラが張っている
  • 頬骨が張っている
  • 噛む筋肉が発達している

場合は、親知らずを抜いたあとに小顔になる可能性はあります。

ただし、親知らずを抜いても、美容整形のように自分の思い通りにフェイスラインが変わるわけではありません。

顔が大きいと感じる理由は、顎や筋肉だけでなく、脂肪のつき方や頭蓋骨を含めた骨格など、さまざまです。

また、顎や頬骨が張ったり筋肉が発達したりする原因は、親知らずだけではありません。

親知らずの抜歯でフェイスラインが変わったとしても数ミリ程度で、ビフォーアフターを比べたときに小顔になったと感じる方はほとんどいないでしょう。

親知らずを抜くときの流れ

親知らず 小顔

親知らずは上の歯と下の歯、どのように生えているかによって術式が変わります。

上の歯の親知らずの場合

上の歯の親知らずは、骨の中に埋まったりせずに生えてくることが多いです。

抜歯は比較的簡単で、麻酔を終えてから5分ほどで完了することが多いです。

抜歯の流れ

  1. 歯の表面に塗るタイプの麻酔をする。(表面麻酔)
  2. 注射タイプの麻酔で、親知らずの根の周りまで麻酔をかける。(浸潤麻酔)
  3. 親知らずを専用の道具で掴んで抜く。

下の歯の親知らずの場合

下の親知らずは、以下の3つの生え方をしていることが多いです。

  • まっすぐに生えている
  • 斜めに生えている
  • 骨の中で横向きになっている

それぞれの親知らずを抜くときの流れをご紹介します。

まっすぐに生えている

ほかの奥歯と同じように、まっすぐに生えているタイプです。

上の親知らずと同じく抜歯は比較的簡単ですが、親知らずの根の形や下顎の骨の硬さから、上よりはやや抜きにくいです。

抜歯は、麻酔をしてから10分ほどで完了するのが一般的です。

抜歯の流れ
  1. 歯の表面に塗るタイプの麻酔をする。(表面麻酔)
  2. 注射タイプの麻酔で、親知らずの根の周りまで麻酔をかける。(浸潤麻酔)
  3. 親知らずを専用の道具で掴んで抜く。

斜めに生えている

手前の奥歯に向かって、斜めに歯を突き上げるように生えているタイプです。

親知らずが手前の歯に引っかかって抜きにくいため、抜歯の難易度はやや高くなります。

抜歯にかかる時間は、麻酔をしてから15〜30分くらいです。

抜歯の流れ
  1. 歯の表面に塗るタイプの麻酔をする。(表面麻酔)
  2. 注射タイプの麻酔で、親知らずの根の周りまで麻酔をかける。(浸潤麻酔)
  3. 必要に応じて、歯茎を切り開いて骨を削る。
  4. 親知らずを分割して、専用の道具で抜き取る。
  5. 歯茎を縫い止めて、止血する。

骨の中で横向きになっている

骨の中で手前の歯に向かって横向きになっているタイプです。

親知らず全体が骨の中に埋まっているため、下顎の神経との兼ね合い、歯茎を切り開く範囲や骨を削る量が多くなることから、抜歯の難易度は高いです。

抜歯にかかる時間も長く、麻酔をしてから45分ほどかかります。

抜歯の流れ
  1. 歯の表面に塗ると麻酔をする。(表面麻酔)
  2. 注射タイプの麻酔で、親知らずの根の周りまで麻酔をかける。(浸潤麻酔)
  3. 必要に応じて、歯茎を切り開いて骨を削る。
  4. 親知らずを分割して、専用の道具で抜き取る。
  5. 歯茎を縫い止めて、止血する。

親知らずを抜いたあとの顔はどうなる?

親知らず 小顔

親知らずを抜くと顔が腫れ、腫れに伴って痛みが1〜7日ほど続いたりします。

抜く親知らずの部位と生え方によって、顔の腫れ方、痛み方は異なります。

上の歯の親知らずの場合はあまり腫れない

上の親知らずは、まっすぐに生えていることが多いです。

抜歯のために歯茎を切ったり骨を削ったりする必要がないため、顔が腫れることはほとんどありません。

痛みは1〜3日ほどでおさまるので、鎮痛剤を飲んで対処します。

下の歯の親知らずの場合はフェイスラインが変わるほど腫れることがある

下の親知らずの場合は、下顎の骨が硬いため高い確率で顔まで腫れることが多いです。

また、抜歯のために歯茎を切ったり、顎の骨を削ったりするため、1週間ほどは顔・歯茎の腫れや痛みが続きます。

顔の腫れと痛みのピークは、3〜4日目です。

ピーク時はフェイスラインが変わるほど腫れることもあり、歯茎を切ったり骨を削ったりする範囲が広ければ、腫れも大きくなります。

場合によっては、抜いた方の顎の下に内出血による痣ができることもあります。

親知らずを抜いても小顔になるとは限らない

親知らず 小顔

親知らずは顎骨や頬骨の端辺りに生えるため、抜くとフェイスラインがスッキリして小顔になる場合があります。

ただし、美容整形のように劇的な変化をもたらすほどではありません。

小顔になることを目的として親知らずを抜いても、期待する効果は得られないでしょう。

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長崎大学歯学部卒業、〜2018 九州医療センター、2018〜現在 都内歯科クリニック勤務

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臨床研修終後、都内審美歯科勤務。現在は歯科医師/歯科ライター

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