リステリンで歯石がとれる?歯石ができた場合の対応と予防

リステリン 歯石 予防歯科

最終更新日 2023年10月4日

患者さん
患者さん

先生、リステリンでうがいをすると歯石が取れると聞きました!
本当ですか?

歯科医師
歯科医師

うーん。歯石ですからね…
分かりました!今回は、リステリンで歯石が取れるのか?歯石ができたときの対応の予防法についてお話します!

リステリンで歯石は取れる?

リステリン 歯石取れる

リステリンとは、薬局やネット通販などの市販で購入できるマウスウオッシュです。

さまざまな薬用成分が含まれており、歯石の形成、虫歯、歯周病の素になる歯垢の沈着を防ぐ効果が期待できます。

「リステリンを使うと歯石が取れる」
「リステリンで歯石が取れた」

などの噂を耳にすることがありますが、リステリンで歯石を取ることはできません。

その理由は、

  • リステリンに歯石を溶かす効果はないから
  • 歯石は自分で落とせないから

です。

リステリンで歯石が取れない理由①|リステリンに歯石を溶かす効果はないから

リステリンには殺菌効果により口内細菌の活動を抑え、歯垢や歯石の沈着を予防する効果があります。

しかし、あくまで予防であり、一度着いてしまった歯石をリステリンで溶かしたり、歯から剥がしたりする効果はありません。

リステリンで落とす効果はないので、歯石がついた場合は別のアプローチが必要です。

リステリンで歯石が取れない理由②|歯石は自分で取れないから

リステリンで歯石が落ちない理由の2つ目は、歯石は自分で落とせない汚れだからです。

歯石は、歯垢が唾液中のカルシウムと結合して石化したものです。

歯垢が歯石になると歯に強固にこびりついて硬くなるため、歯ブラシで擦っただけでは落ちません。

もちろん、リステリンを使ったとしても同じです。

セルフケアで落とせない歯石は、歯科医院で専用の機械を使って落とす必要があります。

リステリンの効果

リステリン 歯石取れる

リステリンには、以下の効果が期待できます。

  • 歯垢・歯石の付着を防ぐ
  • 殺菌効果による虫歯、歯周病、口臭の予防
  • 歯ブラシでケアできない細部へのアプローチ

リステリンは、殺菌効果によって虫歯、歯周病、口臭の原因となる細菌の活動を弱める効果があります。

殺菌効果によって細菌の活動が抑えられると、細菌が集まって形成される歯垢も溜まりにくくなります。

歯石は歯垢が石化してできるため、歯垢が溜まりにくくなると歯石もつきにくくなります。

また、リステリンは液体なので、歯と歯の間や歯茎の溝の中など、歯ブラシで磨くことのできない細部に入り込んで効果を発揮することができます。

4901730160476 1
created by Rinker
¥1,050 (2024/06/20 12:10:12時点 楽天市場調べ-詳細)

歯石ができたときの対応

リステリン 歯石取れる

歯石は歯医者で専門の機械を使って落とす必要があります。歯石ができたら、歯医者のクリーニングを受けましょう。

歯石ができたら歯医者でクリーニングを受ける

歯ブラシだけで落とせる歯の汚れは、歯ブラシだけを使った場合は58%、歯ブラシとフロスを使った場合は86%、歯ブラシと歯間ブラシを使った場合は95%です。(※)

また、歯垢は約2〜14日で歯石に変化します。

程度の差はありますが、どんなに綺麗に歯磨きをしている人でも時間の経過とともに歯石はつくということです。

そのため、3〜6ヶ月に1回くらいを目安に定期的に歯医者に通うようにしましょう。

※出典:日本歯周病誌1975「Interdental Brush と Dental Floss の清掃効果について」

自分で歯石を取るのは危険

市販のデンタルケア用品の中には、自分で歯石を落とすための道具がありますが、

  • 歯茎が傷つく
  • 傷ついた歯茎から炎症を起こす可能性がある
  • 歯石を取り残す可能性がある
  • 歯茎の中になる歯石までは落とせない

このような危険があるため、歯石は歯医者で歯科医師や歯科衛生士に落としてもらいましょう。

歯石が着かないようにするには?予防方法

リステリン 歯石取れる

歯石を予防するには、歯石の素となる歯垢がつかないようにすることが大切です。

歯垢を溜めないようにするポイントは以下の2つです。

  • 歯磨きを丁寧に行う
  • 食生活を見直す

歯磨きを丁寧に行う

歯垢は、食べかすや糖分を餌にして溜まります。

  • 食べたら歯磨きをする
  • 歯と歯の間はフロスや歯間ブラシを使用する
  • 歯石沈着予防効果のあるマウスウォッシュ(リステリンなど)を使用する

このようなことを心がけ、毎日の歯磨きで口内を清潔に保つようにしましょう。

特に唾液が多い下の歯の裏側は、歯垢と唾液中のカルシウムが結合しやすく、歯石がつきやすいです。よく磨くようにしましょう。

食生活を見直す

口内細菌は飲食物に含まれる糖分をエサにして活発化します。

そのため、間食が多くて食後に歯磨きをしない人は、歯石の素となる歯垢が溜まりやすいです。

  • 間食が多い
  • 飴やガムを常に食べる習慣がある
  • 炭酸飲料や糖分の入った飲み物をよく飲む習慣がある など

このような食生活をしている人は、食事の時間を決めてメリハリのある食生活をするよう心がけましょう。

まとめ

リステリン 歯石取れる

歯石は硬く、歯面に固着しています。リステリンには、歯石を溶かしたり剥がしたりする効果はありません。歯石がついたら歯医者で専用の機械を使って取ってもらいましょう。

歯石は一度っとたら終わりではありません。定期的に溜まるので、歯医者には3〜6ヶ月ごとに通うのがおすすめです。

365dentistでは、

  • 歯科医師運営のオープンチャットでのご相談
  • あなたにあった歯医者探しのお手伝い
  • お口に関するお役立ちコラム

で、あなたのお口の健康と美をサポートいたします!

口に関するお悩みは、歯科医師運営のオープンチャットでお気軽にご相談ください!

関連記事:医者の定期検診が意味ない?歯科健診が大事な理由

関連記事:【歯科医師監修】歯磨きの時間はどれくらいが適切なの?最適な回数や時間帯も教えます。

関連記事:歯を白くする方法と歯の着色汚れの原因とは?

n10g4rn9 l03ypdEdkwpnkGLSbrpzM1zEliFJxqwjryrSAB25AeORlOrnS5iKK nUYXrnh9jZas1Ze40WJvxRSr4iXtJ365dentist総監修 歯科医師/勝屋友紀子 

長崎大学歯学部卒業、〜2018 九州医療センター、2018〜現在 都内歯科クリニック勤務

UyRZkXPjQvAn5BK9ai6vfhAEgYGCePrS3Id158EZKuev 2TIlSXaZPkxY9dJ 3vCTCm7hqIEw6AzmlpdiuMD8H 9aD01UftplKrgMtn7dmYe監修 歯科医師/Naomi

臨床研修終後、都内審美歯科勤務。現在は歯科医師/歯科ライター

You cannot copy content of this page