口内炎の原因は?薬や治し方を紹介!

口内炎 その他

最終更新日 2022年5月1日

口内炎とは

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口内炎はお口の中の歯肉や舌などの粘膜にできるできもので、

触れたり、飲食物のの刺激で痛みや違和感を生じることがあります。

すると、お口の中は人間の体の中でもとても鋭敏な場所であるため、

少しの痛みや違和感で日常生活に影響がでることがあります。

また、口内炎は細菌やウイルスをはじめとする様々な原因で生じ、治療方法も多岐にわたり、

口内炎の治りが悪い場合は口内炎ではないこともあるため、注意が必要です。

口内炎の原因

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矯正器具

マウスピース矯正、ワイヤー矯正、床矯正など、使用する矯正装置を問わず器具が擦れると口内炎ができる原因となります。

特にマウスピース矯正のアタッチメント(歯を動かすためのプラスチックの出っ張り)、ワイヤー矯正のブラケット(ワイヤーを固定するための装置)、ワイヤーの先端部分、床矯正のワイヤー部分は口内炎の原因となることが多いです。

歯科補綴物

歯科医院で虫歯の治療を受けると、歯がないところには被せ物をしたり、入れ歯を入れたり、インプラントを入れたりして歯の形を修復します。

被せ物や入れ歯、インプラントはもともと口腔内に存在しないものであるため、特に口腔内に装着された直後は、口腔内の粘膜に擦れたりして口内炎ができることがあります。

薬の副作用

抗生物質を長期に投与すると、口腔内の細菌バランスが崩れてしまうことがあります。

細菌バランスが崩れると、免疫系に影響が出るため、口内炎ができやすくなります。

また、様々な薬の副作用で唾液が出なくことがあります。唾液が出なくなると口腔内が乾燥し、口内炎ができやすくなります。

栄養不足

栄養不足で引き起こされる口内炎の原因として、ビタミンB群があります。

ビタミンB群は口腔の粘膜の保護や創傷治癒に重要な役割を果たし、また免疫系にも関わります。

よってビタミンB群が不足すると口内炎を引き起こしやすくなります。

ストレス

ストレスが溜まると、体の中の代謝や免疫系の力が低下します。

口腔の粘膜は常に代謝を繰り返しています。

ストレスにより粘膜の代謝に影響が出ると口内炎ができやすくなります。

睡眠不足

睡眠不足になると体の中の免疫細胞の数が減少し、免疫系の力が低下すると口内炎ができやすくなります。

睡眠時間が取れていても、睡眠に入眠する時間や起床する時間が一定でないない場合も免疫系の力が低下します。

細菌

細菌感染によって口腔内に口内炎ができることがあります。

例としては、梅毒トレポネーマによる梅毒、淋菌による淋菌感染症があります。

細菌感染による口内炎は口腔清掃不良からもなりやすいです。

ウイルス

ウイルスに感染することによって口腔内に口内炎ができることがあります。

例としては、ヘルペスウイルスによるヘルペス性口内炎、コクサッキーウイルス、エンテロウイルスによって引き起こされるペルパンギーナや手足口病が挙げられます。

ウイルス感染による口内炎も口腔清掃不良から起こることもあります。

口内炎がよくできる部位

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口内炎の原因にもよりますが、

唇の裏側や、頬粘膜、舌の辺縁が挙げられます。

いずれも食物や歯科材料で擦れやすい部分になります。

口内炎は通常は直径数mmくらいの白いできもので、白い部分の周りは赤みを帯びています。

細菌やウイルスが原因でできる口内炎は、歯肉にもできることがあり、数も多いのが特徴です。

口内炎で注意しなければならないのは、口内炎のように見えて口内炎ではないことがあることです。

口内炎でない場合は、腫瘍等で放置すると大きくなってくるものも存在するため、

2週間以上治らない口内炎は歯科医院を受診することをお勧めします。

口内炎の治し方

薬

自然治癒

口内炎は基本的には自分の免疫力で治癒してしまうことが多いです。

生活リズムを整え、正しい食生活を行うことで、免疫力を活性化させると効果的です。

しかし、中には自分の免疫力で治癒しにくい口内炎も存在します。

そのような場合は歯科医院を受診することをお勧めします。

口内炎の塗り薬や貼り薬

塗り薬や貼り薬はドラックストアで購入できたり、医療機関で処方されます。

口内炎の薬には炎症を抑える作用の成分が含まれており、処方する薬にはステロイドが含有されていることもあります。

口腔内は唾液が存在しているため、薬を貯留させることが難しいです。

よって塗り薬であればなるべく唾液で薬効成分が流れないように、貼り薬であればなるべく取れないように工夫されているものがほとんどです。

うがい薬

炎症を抑えるアズレンスルホン酸ナトリウムや、殺菌作用のある塩化セチルピリジニウムやポビドンヨードが含まれています。

うがいができない小児や高齢者は適用となりませんが、簡単に口腔内に薬効成分がいきわたるので効果的です。

医療機関で処方してもらうことも可能ですし、ドラックストアで購入することもできます。

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内服薬

それぞれの口内炎の原因に合わせて適切なものが処方されます。

ビタミン不足によるものであればビタミン剤、

細菌性のものやウイルス性のものに対しては抗菌薬や抗ウイルス薬が処方されます。

抗生物質や抗ウイルス薬は医療機関で処方されないと手に入れることはできません。

レーザー治療

歯科用のレーザー治療によって口内炎の治癒を早めることができます。

レーザー照射をすることで組織の創傷治癒を促進させることが可能だからです。

よく使用される歯科用レーザーは炭酸ガスレーザーやエルビウムヤグレーザーです。

レーザー治療は少しヒリヒリとした感じはしますが、ほとんど痛みを感じることはありません。

また、レーザー治療は即効性もあり、痛みを伴う口内炎の場合は痛みがかなり軽減されることが多いです。

口内炎が心配な時は歯科医院受診を

口内炎は全身的な状態の変化や、矯正器具や義歯等の機械的な刺激などによって生じます。

口内炎の中には痛くない口内炎も存在するので、そのような場合は自然に治癒することを待っても問題ありません。

痛みや違和感を生じる口内炎の時はもちろんですが、長期間治らない口内炎の場合は口内炎でないこともあるので、早めに歯科医院を受診することをお勧めします。

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image執筆  歯科医師/issy

国立歯学部卒業後、東京医科歯科大学歯学部附属病院で研修、現在勤務医として一般歯科、矯正歯科に携わっている。

日本口腔インプラント学会所属

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