【2024年最新版】ホームホワイトニングの費用相場とおすすめの方法
白く美しい歯は魅力的です。昨今は芸能人の方はもちろんのこと、一般の方でも口元のオシャレを大切にされる方が増えてきました。なかでも注目を集めているのが歯を白くするホワイトニングです。これまでは、歯科医院で施術をしてもらう医療的ホワイトニングが主流でしたが、現在は、ご自身でで行っていただくホームホワイトニングが注目を集めています。
ホームホワイトニングとは
ホームホワイトニングとは、歯科医院で作成してもらったマウスピースにご自身で薬液を塗布して行うホワイトニング方法です。医療機関でマウスピースを作成してもらった後は、自由な場所でホワイトニングを行える気軽さから若者を中心に取り組む方が増えてきました。
ホームホワイトニングの費用相場
ホームホワイトニングの相場は7日分の薬剤が約5,000円、マウスピースの製作費が約15,000〜40,000円ほど。仮にホワイトニングの効果を実感するまでに2週間かかったとしたら合計で25,000〜50,000円です。価格に開きがあるのは、ホワイトニングが健康保険の対象外となっているためです。そのため、歯科医院によって使用する材料や費用が異なります。また、ホワイトニングの種類にはホームホワイトニングを含め4つの方法があります。こちらではホワイトニングの相場を解説します。
ホームホワイトニング
施術方法
歯科医院で作成してもらったマウスピースに自身で薬液を塗布して行うホワイトニング方法
特徴
・歯の表面だけを白くするのではなく内側の象牙質の黄ばみから徐々に白くしていく。
・ホワイトニングの効果を実感できるまでに時間がかかる。
・長期間白さを維持したい方向け。
費用概要
費用総額 | 25,000円~50,000円程度 |
マウスピース作成費用 | 15,000円~40,000円程度 |
薬液(7日分) | 5,000円程度 |
施術時間 | 1~2時間/1日 |
効果を実感できるまでの期間 | 2週間程度 |
継続期間 | 6~12カ月程度 |
オフィスホワイトニング
施術方法
検査、事前クリーニング、ホワイトニングまでの全般を歯科医院で行うホワイトニング方法
特徴
・歯科医院専用の薬剤や機器を用いて行う本格的なケア
・歯の表層のみを漂白するため定期的な施術が必要
・短期間に歯を白くしたい人に向いている方法
・もとの歯の色よりも白くすることも可能
費用概要
費用 | 10,000円~70,000円程度程度 |
施術時間 | 30分~1時間ほど/1回 |
効果を実感できるまでの期間 | 1回の施術で効果を感じる方もいる |
継続期間 | 3~12ヶ月程度 |
デュアルホワイトニング
施術方法
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するホワイトニング方法
特徴
・2種類の方法を併用
・ファーストアクションで歯科医院にて薬剤を使ったホワイトニングをしてもらう
・歯科医院での施術後ははマウスピースを装着してより白い歯を目指す
・持続性を重視している方に向いている方法
費用概要
費用(1回) | 50,000円~80,000円程度 |
施術時間 | オフィス:30分~1時間ほど/1回 |
ホーム:1~2時間/1日 | |
効果を実感できるまでの期間 | 1〜3か月程度 |
継続期間 | 1~2年程度 |
ホームホワイトニング
施術方法(自宅)
ご自身で市販のホワイトニング用の歯磨き粉や歯の消しゴム、歯のマニキュアやマウスウォッシュなどを購入してケアするホワイトニング方法
特徴
・毎日のケアを続けることで歯色の後戻りを防げる
・効果が出るまで時間がかかる
費用概要
費用 | 数百円~数千円程度 |
施術時間 | 数分~数十分程度 |
効果を実感できるまでの期間 | 商品による |
継続期間 | 数時間~1日程度 |
施術方法(サロン)
サロンに出向きホワイトニング溶液とLEDライトを使用して自身で施術するホワイトニング方法
特徴
・ご自身本来の歯の白さに近づけるクリーニング
・サロンにある溶液や器具を使用して施術を行う
・スタッフの説明を聞きながら自分でケアをする
費用概要
費用(1回) | 3,000円~5,000円程度 |
施術時間 | 30分程度 |
効果を実感できるまでの期間 | 2週間~1ヶ月程度 |
継続期間 | 2~3週間程度 |
ホームホワイトニングの費用を抑えるコツ
ホームホワイトニングの持続期間は6カ月〜12カ月程度だといわれています。半年間も開きがあるのはどうしてなのでしょうか?その理由は、生活習慣が大きく影響するからです。こちらではホームホワイトニングの費用を抑えるコツを解説します。
歯磨きとブクブクうがい
食後に素早く歯磨きやうがいをすることで、新たな着色を防ぎホワイトニング効果を長持ちさせられます。毎食後すぐにブラッシングをすることが望ましいですが、歯磨きをするのが難しい場合には、マウスウォッシュや水でブクブクうがいをし口腔内を洗浄するだけでも効果があります。飲食物を口にした際には、歯の表面に着いた汚れが着色してしまう前に素早くに洗い流すようにしましょう。
色素沈着の防止
ホワイトニング直後は、薬剤の影響によって通常よりも色素沈着しやすい状態にあります。カレーやケチャップなどの食物、コーヒーやワインなどの飲料など、色の濃い食べ物や飲み物は避けるようにしましょう。また、ホワイトニング後は歯の表面を脱灰しているため敏感になっています。そのため、炭酸飲料や柑橘類も避けるようにするとよいでしょう。外食をする際には着色しやすいメニューを避け、飲み物はストローを使うなど歯へ直接色の濃い飲食物が触れないよう工夫するのがおすすめです。
禁煙
タバコのヤニは着色の一番の原因といっても過言ではないでしょう。特にホワイトニング後1~2日は着色しやすいため、できる限りタバコを吸わないようにしましょう。ホワイトニング効果を長持ちさせるためには、日頃より禁煙するのが望ましいといえます。難しい場合は、タバコを吸ったあとは歯を磨いたり水でゆすいだりといったマメな働きかけで対処するのがおすすめです。
定期クリーニング
ホワイトニング後は定期検診が必須です。定期的に歯科医院に通うことで、歯の白さをキープしつつ虫歯や歯周病予防の効果も期待できます。お口の健康を守るためにも、3〜4か月に1度の頻度で通院するのがおすすめです。
セルフホワイトニング
ホームホワイトニングと併用してセルフホワイトニングをするのもおすすめです。補助的に、市販のホワイトニング用の歯磨き粉や歯の消しゴム、歯のマニキュアやマウスウォッシュなどを使用することにより歯の白さをキープしホームホワイトニングの費用を抑えられます。
ホームホワイトニングの方法
通常、ホワイトニングは歯科医院に数回通院し、段階的に歯を白くしていきます。一方、ホームホワイトニングは、歯科医院でマウスピースを作成した後、場所を選ばずにホワイトニングを行えます。
ホームホワイトニングをするには、まず歯科医院でご自身専用のマウスピースを作成してもらいます。それを用いて自宅などで薬液を塗布し1日1〜2時間装着しホワイトニングをすすめる方法がホームホワイトニングです。
まとめ
ホームホワイトニングは、歯科医院で作成してもらったマウスピースを使用できる安心感があり、さらには毎回の通院が不要な手軽さもあわせもった方法です。ホワイトニングは保険適用外の治療となるため、歯科医院によって値段や材料が異なります。こちらのコンテンツを参考に、よりご自身の理想に近い方法や歯科医院をみつけてみてください。
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365dentist総監修 歯科医師/ゆきこ
長崎大学歯学部卒業、〜2018 九州医療センター、2018〜現在 都内歯科クリニック勤務監修 歯科医師/Naomi
臨床研修終了後、都内審美歯科勤務。現在は歯科医師/歯科ライター