差し歯の芸能人が多いって本当?画像ありで紹介
芸能人は歯がきれいな人が多いですよね!
みんな差し歯にしてると聞いたのですが、本当ですか?
芸能人がみんな差し歯ではないですが、気になるところですよね。
今回は、芸能人の差し歯についてお話ししましょう!
差し歯の芸能人
■新庄剛志さん
■藤田ニコルさん
■GACKTさん
新庄剛志さん
元プロ野球選手の新庄剛志さんの「便器の色にしてくれ」といって、23歳のときに歯をすべてセラミックしたという話は有名です。
日本にはそこまで白いセラミックはなかったようで、スウェーデンから取り寄せたセラミックを使用して、真っ白できれいに並んだ歯を手に入れたようです。
藤田ニコルさん
2本出ている前歯と八重歯をチャームポイントと思いつつ、笑ったときに歯が気になっていたという藤田ニコルさん。
自身のInstagramで、セラミックの差し歯にしたことを明かしました。
歯の凸凹がなくなり、美人度が増しています。
GACKTさん
Originally tweeted by GACKT (@GACKT) on 2022年7月30日.
セラミックの差し歯といえば、ミュージシャンのGACKTさんの歯もよく話題になります。
ぴっしりと揃えられた歯並びと光るように真っ白な歯が魅力的です。
芸能人は差し歯だらけ?
芸能人は歯並びが美しく、歯が白い人が多いです。
歯並びを整えて歯を白くするには、それぞれ以下のような方法があります。
- 歯並びを整える→差し歯、矯正
- 歯を白くする→差し歯、ホワイトニング
ふたつに共通するのが「差し歯」です。
差し歯とは、健康な歯を削って神経を抜き(※)、上から好きな歯の形や色の被せ物をしたものです。
※場合によっては、神経を抜かないこともあります。
歯科では「オールセラミック」「セラミック治療」「セラミック矯正」などと呼ばれます。
被せ物をするときに、ある程度の歯のガタつきを整えることも可能です。
また、丸みのある形の歯に変えて優しい印象にしたり、直線的なラインの歯にすることで端正な印象にしたりすることもできます。
ワイヤーなどの矯正装置を着けていなかった芸能人の歯並びが、ある日突然きれいになっている場合は、差し歯にした可能性があります。
ただし、ワイヤーは裏側に着ければ口を開けてもほとんど見えず、マウスピース矯正も非常に目立たないので「芸能人が差し歯だらけ」とは一概には言えません。
差し歯にするために健康な歯を削ったり神経を抜いたりすると、歯の寿命が短くなるリスクがあります。
歯の健康が意識されるようになり、マウスピース矯正のような目立ちにくい装着の登場で、矯正やホワイトニングで歯をきれいにする芸能人も増えています。
芸能人が差し歯にするメリット
芸能人が差し歯を選択するメリットには、以下のようなことが考えられます。
- 治療期間が短い
- 歯の色や形を変えられる
- トラブルが起きても歯が痛くならない
- ホワイトニングよりも白い歯にできる
矯正よりも治療期間が短い
差し歯は、歯を削って被せ物をするだけなので、治療期間が2〜3ヶ月ほどで済みます。
矯正は歯を動かすためにワイヤーやマウスピースなどの矯正装置を着け、年単位の時間をかけて行うため、治療期間は差し歯の方が圧倒的に短いです。
芸能人は、深夜の撮影や長期の出張ロケなどで不規則な生活を送っていたり、数ヶ月間、地方や海外に滞在したりすることがあります。
何年も定期的に歯科医院に通って矯正をすることが難しいと考える芸能人にとっては、治療期間が短いことは大きなメリットです。
歯の色や形を変えられる
矯正をしても歯の形や色は変えられませんが、差し歯なら歯を好きな形や色に変えることができます。
自身のキャラクターやイメージ作りのために歯の形を変えたいと考える場合もありますが、芸能人のなかには
- 生まれつき一部の歯が小さい(矮小歯)
- 歯の表面が形成不全によりデコボコしている(エナメル質形成不全)
- テトラサイクリン系の薬剤の影響で変色している(テトラサイクリン歯)
など、生まれつき矯正やホワイトニングでは解決できない歯の問題を抱えている場合もあります。
このような場合は、歯の形や色を変えられる差し歯が治療の第一選択となる場合があります。
トラブルが起きても歯が痛くならない
差し歯にするには、基本的に歯の神経を抜く必要があります。
神経は歯の新陳代謝を担っているため、健康な歯の神経を抜くと、歯が脆くなりやすいのであまりおすすめできません。
しかし、虫歯などで歯が痛くなったときにスケジュールの都合で歯科医院に行けないと困るといって、歯が痛くならないように神経をあらかじめ抜いておきたいと考える芸能人もいるようです。
ホワイトニングよりも白い歯にできる
差し歯は人工の歯なので、歯の色を好きなように選べます。
天然の歯はホワイトニングで白くしても、毎日の飲食で再び歯が黄ばんできます。また、天然の歯なので白さにも限界があります。
しかし、セラミックのような着色しにくい素材で差し歯を作れば、天然の歯よりも圧倒的に黄ばみにくく、ホワイトニングをするよりも白い歯にできます。
ホワイトニングだけでは歯の白さに満足できない場合や、イメージ作りのために人工的な白さを求める場合は、差し歯で歯を白くすることがあります。
芸能人の差し歯が不自然になる理由
テレビを見ていると、芸能人の歯が不自然に見えることがあります。
差し歯が不自然に見える芸能人は、歯と歯茎の境目が黒くなっていたり、歯が白過ぎたりする場合が多いです。
歯と歯茎の境目が黒くなっているのは、金属を内側に使用しているセラミックの場合に起こりやすく、メタルタトゥーと呼ばれます。
また、GACKTさんや新庄剛志さんのように、セラミックでホワイトニング以上の白い歯をしている場合は、人によっては不自然だと感じることがあります。
差し歯で歯をきれいにする芸能人もいます
歯を整えるには、矯正やホワイトニングをする方法もありますが、歯がきれい整うまでの期間が短く、歯の形や色が選べることから、芸能人のなかには差し歯で歯を整える方もいます。
歯並びを整えたり歯を白くしたいとお考えのかたは、365dentistのコラムでたくさんの方法をご紹介していますのでご覧ください。
質問があれば、歯科医師運営のオープンチャットでも気軽にご相談いただけますので、ぜひ遊びに来てくださいね!
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365dentist総監修 歯科医師/勝屋友紀子
長崎大学歯学部卒業、〜2018 九州医療センター、2018〜現在 都内歯科クリニック勤務
監修 歯科医師/Naomi
臨床研修終後、都内審美歯科勤務。現在は歯科医師/歯科ライター