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歯医者はクレジットカード払いが可能?QRも使えるの?
お金の問題

歯医者はクレジットカード払いが可能?QRも使えるの?

近年、キャッシュレス化が進み、現金を持ち歩かないという人は増えています。

また、治療費にクレジットカードの分割払いを利用することで、

一時的な出費の負担を軽減できる
・ポイントを貯められる

といった利点があり、歯医者でも現金以外の方法で支払いをしたいという人も多いでしょう。

また、矯正治療やインプラントのような自費治療は1回の支払いが10万円以上になることが多く、たくさんの現金を歯医者に持っていくのは不安だという方もいるのではないでしょうか。

今回は、いざ歯医者で治療を受けたあとに「現金しか使えないの?」とならないために、歯医者でクレジットカード払いが可能かどうか、保険診療でも使えるのか、電子マネーやQR決済ができるのかについて詳しく解説します。

歯医者はクレジットカード払いが可能?

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クレジットカードが使えるかは、歯医者によって異なります。

クレジットカード払い対応の歯医者なら治療費を支払えますが、すべての歯医者が対応しているわけではありません。
通院前に確認するのが望ましいでしょう。

ちなみに、デビットカードを含むクレジットカード支払いの医療機関への導入率は60.9%です。(※)

※2023年厚生労働省「医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査」より

歯医者の保険診療でクレジットカードは使えるのか?

保険診療の費用に対してクレジットカードを利用できるかどうかは、やはり歯医者によって異なります。
また、診療内容によってクレジットカード払いができるかが異なる場合もあります。

よく聞かれるケースは、保険診療はクレジットカードが使えず、自費診療のみクレジットカード払いができるというパターンです。

一部の歯医者では保険診療でもクレジットカードが利用可能ですが、ほとんどの歯医者では保険診療は現金払いとなることが多いようです。

理由としては、クレジットカード決済には手数料がかかるため、保険診療の低額な治療費に対する手数料負担が医院にとって重荷になることが挙げられます。

自費診療のような高額な治療費が発生する場合のみ、クレジットカード払いを可能としている歯医者は増えています。

ただし、歯医者の方針によって異なるため、保険診療、自費診療を問わず事前の確認は必要です。

歯医者で電子マネーやQR決済は可能?

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都市部の大型の歯医者や最新設備を備えた歯医者では、SuicaやPasmoのような電子マネー、PayPayやLINE PayなどのQR決済を導入しているところがあります。

しかし、これらの決済方法が利用できるのは一部の歯医者のみで、医科も含めた医療機関で電子マネー決済に対応しているのは6.8%、QR決済が可能なのは5.2%です。(※)

また、対応している電子マネーやQR決済のブランドも異なるため、クレジットカードの使用と同じように事前に確認することが大切です。

※2023年厚生労働省「医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査」より

クレジットカード対応の歯医者の特徴

クレジットカード対応の歯医者には以下のような傾向があります。

・都市部にある大型の歯医者
・最新設備を積極的に導入している歯医者
・矯正治療、インプラント治療、セラミック治療のような自費診療が多い歯医者

このような歯医者は、患者に対してより便利で通いやすい治療環境を提供することを重視している傾向があります。

それにより、患者の利便性向上の一環として、クレジットカード、電子マネー、QR決済などのさまざまな支払い方法を取り入れていることが多いようです。

クレジットカード払いができない歯医者が多い理由

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手数料の負担が大きい

クレジットカード決済には、クレジットカード会社に支払う手数料がかかります。

この手数料は歯医者が負担することになるため、治療費と手数料のバランスを考慮して現金払いのみとする場合が多いようです。

運用コストが高い

クレジットカード決済を導入するためには、専用の決済端末を設置するための運用コストが発生します。小規模な歯医者や地方の歯医者では、売り上げと運用コストのバランスを考えると運用コストが負担となり、導入を見送るケースがあります。

現金の方が経理関係の管理がしやすい

現金払いは即時に支払いが完了し、手数料が発生しません。そのため、現金払いだけに絞った方が歯医者側にとって経理関係の管理が簡単だという理由でクレジットカード、電子マネー、QRコードによる決済を導入していないことがあります。

クレジットカード払い、電子マネー決済、QR決済を利用する際の注意点

・クレジットカード、電子マネー、QRでの決済に対応しているか

・対応しているクレジットカード、電子マネー、QR決済のブランドは何か

・それぞれの決済方法の限度額
→クレジットカード、電子マネー、QR決済には支払い限度額があります。
高額な治療費を支払う予定がある場合には事前に限度額を確認し、可能であれば限度額の引き上げを依頼しておきましょう。

歯医者の治療費をクレジットカード払いしてポイントを貯める方法

歯医者の治療費をクレジットカードで支払うことで、ポイントを貯めるなら、高還元率のカードを選ぶといいでしょう。

定期的なメンテナンスで歯医者に通っている場合は、定期検診やクリーニングなどの費用もクレジットカードで支払うことで、継続的にポイントを貯めることができます。

そのほか各社が実施するポイントアップキャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを活用することで、通常よりも多くのポイントを貯められる場合があります。治療費が高額になる場合は、キャンペーン期間中に支払いをすることを検討しましょう。

歯医者でクレジットカードが使えるか確認する手順

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歯医者でクレジットカードが使えるかどうかは、以下の手順で確認しましょう。
電子マネー、QR決済を使用する場合も、同様の手順で確認できます。

1、公式HPを確認する。
多くの歯科医院は公式ウェブサイトに決済方法についての情報を掲載しています。
公式HPでクレジットカード対応の可否を確認しましょう。
歯医者の口コミサイトやレビューサイトでも確認できる場合がありますが、情報の正確性に欠ける場合があるので、公式HPで確認するのが望ましいです。

2、予約時に電話で確認する。
予約時に電話でクレジットカードが利用できるかどうかを確認しましょう。
利用可能なカードの種類(Visa、Mastercard、JCBなど)も確認しておくと安心です。

3、通院したときに確認する
支払い方法は、通院したときに受付で直接確認することもできます。
ただし、当日になって現金払いしかできなかった場合は歯医者も患者もお互いに困ってしまう可能性があります。
公式HPか電話で事前に確認しておくのがベストです。

クレジットカード以外の歯医者での支払い方法

クレジットカード以外にも、歯医者ではさまざまな支払い方法が利用可能です。

・現金
・デビットカード
・銀行振込
・医療ローン など

対応状況は歯医者によって異なるため、いずれも事前の確認が必要です。

まとめ

歯医者での支払い方法は、通院の前にどのような支払いに対応しているかを確認することが大切です。

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この記事の監修者

  • 365dentist総監修
    歯科医師/ゆきこ

    長崎大学歯学部卒業、〜2018 九州医療センター、2018〜現在 都内歯科クリニック勤務

  • 歯科医師/Naomi

    臨床研修終後、都内審美歯科勤務。現在は歯科医師/歯科ライター