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子どもの矯正はいつから始めるべき?始める時期の目安と適齢期を解説
矯正

子どもの矯正はいつから始めるべき?始める時期の目安と適齢期を解説

監修
馬場俊輔先生
馬場俊輔 先生 北千住SHUN矯正歯科 院長(東京都足立区千住仲町)
日本矯正歯科学会認定医 矯正治療従事歴15年以上
患者さん
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子どもの矯正って、いつから始めればいいですか?

歯科医師
歯科医師

目安は永久歯が生え始める6~7歳頃です。ただし、お子さんの噛み合わせによって変わることもあるので詳しく解説していきますね。

お子さんの歯並びや噛み合わせが気になっても、「まだ様子を見ていいのか」「今すぐ相談すべきなのか」判断に迷う保護者の方は多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、子どもの矯正を始める目安は、永久歯が生え始める6~7歳頃です。ただし、これはあくまで一般的な目安であり、お子さんの噛み合わせの状態によっては、もっと早い時期からの相談・治療が必要になることもあります。

この記事では、子どもの矯正(小児矯正)を始めるべきタイミングの見極め方から、治療の種類、費用の目安まで詳しく解説します。

子どもの矯正はいつから始めるべき?

こども 矯正 いつから

子どもの矯正を始めるべき時期には個人差があるため、何歳から子どもの矯正を始めるべきかを一概に言うことはできません。

その理由は、以下のような要素によって始めるべきタイミングが異なるからです。

  • 顎の状態
  • 噛み合わせ
  • 歯の生え方、生えるスペースの有無

一般的には上下の前歯が永久歯に生え変わる6~7歳頃から必要に応じてこどもの矯正を始めることが多いです。一方で受け口や、左右どちらかに噛み合わせがずれているようなケースの場合は3〜5歳頃の早い段階から治療を開始する場合があります。

状態によって治療を始める時期が変わってきますので、「うちの子はいつから矯正を始めればいいの?」と迷った時は、矯正歯科を専門で行っている歯医者で相談してみるといいでしょう。

子どもの矯正を検討すべき5つのタイミング

こども 矯正 いつから

子どもの矯正を始めるタイミングは個人差が大きいため、自分で判断するのは難しいです。

子どもの矯正を検討すべき時期を逃さないようにするには、以下のようなタイミングで矯正歯科を専門で扱っている歯医者に行って相談してみるのがおすすめです。

  1. 3歳児検診で噛み合わせを指摘されたとき
  2. 学校検診で「歯並び・噛み合わせ」の項目にチェックがついたとき
  3. こどもの歯並びが悪いのに気づいたとき
  4. 先天性欠如や過剰歯があるとき
  5. 受け口や噛み合わせのズレがみられるとき

3歳児検診で噛み合わせを指摘されたとき

3歳児検診では、スクリーニング的に噛み合わせをチェックする項目があります。

この段階で噛み合わせを指摘された場合は早い段階で子どもの矯正を行い、顎の成長をコントロールした方がいい可能性があります。

噛み合わせに問題がある場合は、顎の成長とともに悪化することが多いです。

すぐに治療を始めなくても、一度矯正歯科を専門で行っている歯医者で診てもらうのがおすすめです。

学校検診で「歯並び・噛み合わせ」の項目にチェックがついたとき

学校検診では、歯並びと噛み合わせをチェックする項目があります。

学校検診でこの項目に「要観察」や「要精密検査」のようなチェックがついた場合は、矯正専門の歯医者で相談しましょう。

乳歯の歯並びが悪いのに気づいたとき

乳歯の歯並びが悪い場合は、乳歯よりも大きい永久歯が生えるためのスペースがない確率が高いです。

顎のスペース不足によって、歯並びや噛み合わせが悪くなる可能性があります。気づいた段階で一度相談するのが安心です。

先天性欠如や過剰歯があるとき

先天性欠如は生まれつきない歯のことで、過剰歯とは生まれつき通常よりも多い歯のことです。

永久歯の本数が通常よりも多かったり少なかったりすると、噛み合わせや歯並びが悪くなることがあります。

そのため、先天性欠如や過剰歯がある場合は永久歯が生え揃うまで経過観察を行い、必要に応じてこどもの矯正を受けるといいでしょう。

永久歯の先天性欠如や過剰歯は、レントゲン写真を撮ることで分かります。

  • 乳歯が適齢期を過ぎても抜けない
  • 乳歯が抜けた後に永久歯が生えてこない
  • 永久歯の歯と歯の間に大きな隙間ができている
  • 健康診断で歯の本数について指摘された など

このような場合は、歯医者に行って確認してみるのがおすすめです。

受け口や噛み合わせのズレがみられるとき

受け口や交叉咬合(こうさこうごう)など噛み合わせに明らかな異常がある場合は、6~7歳の目安よりも早い時期からの介入が推奨されるケースがあります。

成長期の顎の状態を利用した治療は、この時期でなければ効果が出にくいこともあるため、早めの相談がおすすめです。

子どもの矯正の種類|第1期治療と第2期治療の違い

こども 矯正 いつから

子どもの矯正は、

  • 第1期治療※(乳歯から永久歯に生え変わる3〜12歳ころに行うこどもの矯正)
  • 第2期治療(永久歯が生え揃った12歳以降に行うこどもの矯正)

の2種類に分かれています。

「第1期治療」は、将来的な歯並びの悪化を防ぎ、第2期治療で永久歯を並べるための下地作りをするために行います。

顎の成長をコントロールしながら、歯並びを悪化させる要因となる舌や唇の癖、口呼吸などの改善を行うのが主な目標です。

「第2期治療」は、基本的に大人の矯正と同じ内容で、第1期で整えた土台の上に、永久歯を綺麗に並べていきます。

※第1期治療は「早期治療」と呼ばれることもあります。また、さらに細分化して3〜5歳ころに行うものを「第0期治療」、6〜12歳ごろに行うものを「第1期治療」と呼ぶ場合があります。

子どもの矯正費用

こども 矯正 いつから

子どもの矯正費用の目安は、以下の通りです。

  • 第1期治療→30〜50万円
  • 第2期治療→30〜50万円

費用にばらつきがあるのは、治療に使う矯正装置の種類や治療期間などで費用が変わるからです。

また、子どもの矯正は自費診療なので、歯医者によって料金が異なります。

基本的に、第2期治療が終わるまでにトータルで100万円くらいかかるように費用が設定されていると考えるといいでしょう。

まとめ

こども 矯正 いつから

子どもの矯正は、顎の状態、噛み合わせ、歯の生え方によって治療を始めるべきタイミングが異なるため、いつから始めるべきかにも個人差があります。

子どもの歯並びが気になったタイミング、3歳児検診や学校検診で歯並びや噛み合わせを指摘されたタイミングなどで、矯正歯科を専門的に扱っている歯医者で相談してみましょう。

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