2024年虫歯になりにくいおやつランキング!
先生、虫歯になりにくいおやつを探しています!
おすすめはありませんか?
分かりました!
今回は、虫歯になりにくいおやつとなりやすいおやつの特徴を踏まえて、虫歯になりにくいおやつ10個をランキング形式でご紹介します!
「虫歯になりにくいおやつ」と「虫歯になりやすいおやつ」の特徴
「虫歯になりやすいおやつ」と「虫歯になりにくいおやつ」にはいくつかの特徴があります。
虫歯になりにくいおやつの4つの特徴
虫歯になりにくいおやつの特徴は4つあります。
- 糖分が少なくて歯ごたえがある
- 短い時間で食べ終わり、歯につきにくい
- 虫歯になりにくい糖分でできている
- 虫歯予防成分が配合されている
虫歯になりにくいおやつの特徴①|糖分が少なくて歯ごたえがある
糖分が少ないおやつの方が、糖分が多いおやつよりも虫歯になりにくいです。
虫歯の原因となる菌は、食べ物に含まれる糖分を餌にして歯を溶かす酸を作ります。虫歯菌が作る酸によって歯が溶けるのが虫歯です。
糖分がたくさん含まれているおやつは虫歯の素となる酸が作られやすく、虫歯になりやすいと言われています。
また、歯ごたえのあるおやつはよく噛むことで唾液の分泌が促進されます。
唾液には虫歯菌が作った酸を中和する役割があるため、虫歯予防に効果的です。
虫歯になりにくいおやつの特徴②|短い時間で食べ終わり、歯につきにくい
糖分が含まれているおやつでも、短い時間で食べることができ、粘着性が低くて歯につきにくいものは虫歯になりにくいと言われています。
理由は、砂糖が口に含まれている時間が短い方が、虫歯菌が作る酸に歯が晒される時間が短くなるからです。
虫歯になりにくいおやつの特徴③|虫歯になりにくい糖分でできている
虫歯になりにくいおやつの特徴3つ目は、虫歯になりにくい糖分でできていることです。
糖分には、果糖やショ糖、キシリトールなど、いくつかの種類があり、虫歯菌が作り出す酸の量が違います。
中でも、キシリトールは虫歯菌が酸を作ることのできない=虫歯にならない糖分です。
おやつを選ぶ際は、糖分がキシリトールのものを選ぶと虫歯になりにくいでしょう。
虫歯になりにくいおやつの特徴④|虫歯予防成分が配合されている
虫歯になりにくいおやつには、歯の再石灰化を促して虫歯を予防する成分が含まれているものがあります。
以下のような成分が含まれるものは、食べるだけで虫歯予防効果が期待できます。
- キシリトール
- リカルデント
- ポスカ
- フッ素
ガム、キャンディー、タブレットに使われていることが多いので、パッケージを見て確認してみましょう。
虫歯になりやすいおやつの特徴
虫歯になりやすいおやつは、
- 糖分がたくさん含まれている
- 食べるのに時間がかかる
- 粘着性があり、歯につきやすい
このようなおやつです。
砂糖でできたキャラメル、キャンディー、チョコーレートなどは、虫歯菌のエネルギーとなる砂糖がたくさん含まれており、口の中に含む時間が長くて歯につきやすいため、虫歯にもなりやすいです。
しかし、キャラメル、キャンディー、チョコーレートの中には、虫歯予防に効果的な100%キシリトールでできたもの、リカルデントやポスカが含まれているものもあります。
含まれている糖分の種類によっては虫歯予防効果が期待できるので、パッケージをみて糖分の種類を確認してみましょう。
虫歯になりにくいおやつランキング
- 糖分が少なくて歯ごたえがある
- 短い時間で食べ終わり、歯につきにくい
- 虫歯になりにくい糖分でできている
- 虫歯予防成分が配合されている
このような虫歯になりにくい特徴を持つおやつをランキング形式で10個ご紹介します!
虫歯になりにくいおやつ第1位|キシリトール100%ガム
虫歯菌の活動抑制、唾液の分泌の促進、歯の再石灰化、虫歯の素になる酸が作られない糖分であるキシリトールを100%使用したガムです。
虫歯になりにくいおやつ第2位|しまじろう キシリトール タブレット
2歳から食べることのできるキシリトール100%配合のタブレットです。
虫歯にならない糖分でできているため、歯磨きのあとのご褒美としても使えます。お子様の虫歯予防ケアにおすすめです。
虫歯になりにくいおやつ第3位|歯医者さんが作ったチョコレート
虫歯を気にせずにチョコレートが食べたい人におすすめのおやつです。
糖分は100%キシリトールなので、虫歯の心配をせずに食べられます。
虫歯になりにくいおやつ第4位|トミカ キシリグミ
車の形をした可愛いグミです。こちらもキシリトール100%なので、美味しく楽しく虫歯予防できます。
虫歯になりにくいおやつ第5位|POs-Ca(ポスカ)
虫歯の素になる酸が作られない糖分で、歯にカルシウムを補給して初期虫歯を再石灰化する効果があるポスカ配合のガムです。
酸を中和する効果もあるので、おやつだけでなく食後に歯磨きができないときのケアとしてもおすすめです。
虫歯になりにくいおやつ第6位|リカルデントガム
歯にミネラルを補給して歯の再石灰化を促し、歯の耐酸性を強化する働きがあるリカルデント配合のガムです。
キシリトールのように虫歯菌そのものの働きを抑える効果はありませんが、食べるだけで歯を丈夫にする効果が期待できます。
虫歯になりにくいおやつ第7位|タブレットU キシリトール+フッ素
1歳半の子どもも食べることのできるタブレットです。キシリトールとフッ素が配合されています。
単に虫歯になりにくいだけでなく、歯質強化まで叶うおやつです。
虫歯になりにくいおやつ第8位|チュチュベビー L8020乳酸菌入りタブレット
L8020乳酸菌とフッ素配合で、日本学校歯科医会が推奨するタブレットです。1歳半から食べられます。
タブレットはU字型で、誤って丸呑みしても小さな子どもの喉を塞ぎにくい安全設計です。
虫歯になりにくいおやつ第9位|歯医者さんからのリカルチョコレート
虫歯の原因にならない砂糖不使用のチョコレートです。キシリトール100%なので、歯の再石灰化や唾液分泌を促進して虫歯から歯を守ります。
虫歯になりにくいおやつ第10位|歯医者さんが作った棒キャンディー
キシリトール100%ではありませんが、虫歯の原因にならない糖分で作られたキャンディーです。
おやつ選び以外で虫歯予防に大切なこと
虫歯を予防するには、虫歯になりにくいおやつを選ぶこと以外に、
- 食後の歯磨き
- おやつの摂り方
の2つの習慣を見直すことも大切です。
食後の歯磨きをしっかりと行う
虫歯を予防するには、食後の歯磨きをしっかりと行うことが大切です。
歯の汚れは虫歯菌や歯周病菌など、お口のトラブルを引き起こす細菌の塊です。歯の汚れは粘着性があるため、歯ブラシで擦らないと落ちません。
おやつや食事をしたあとは、虫歯の原因となる歯の汚れや食べかすを歯磨きできちんと落とすようにしましょう。
おやつは時間を決めてメリハリのある食生活を意識する
虫歯を予防するには、食後の歯磨きだけでなくおやつを食べる時間を決めて、メリハリのある食生活をすることも大切です。
虫歯菌は、口の中に糖分が入ってくる度に歯を溶かす酸を作り出します。
おやつを好きなときに好きなだけダラダラと食べる習慣がある人は、おやつを食べる回数が少ない人と比べて歯が酸に晒される時間が長くなるので、虫歯のリスクも高くなります。
まとめ
虫歯になりにくいおやつを選ぶポイントは、
- 糖分が少なくて歯ごたえがある
- 短い時間で食べ終わり、歯につきにくい
- 虫歯になりにくい糖分でできている
- 虫歯予防成分が配合されている
このような特徴があるものです。
おやつの中には、単に虫歯になりにくいだけでなく、再石灰化の促進などで虫歯予防ができるおやつもあるので探してみましょう!
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365dentist総監修 歯科医師/ゆきこ
長崎大学歯学部卒業、〜2018 九州医療センター、2018〜現在 都内歯科クリニック勤務
監修 歯科医師/Naomi
臨床研修終後、都内審美歯科勤務。現在は歯科医師/歯科ライター