歯列矯正で目が大きくなるって本当?歯並びと顔のバランスの関係

歯列矯正 目が大きくなる マウスピース矯正

最終更新日 2024年2月23日

「歯列矯正をして目が大きくなった!」

あなたはこんなことを聞いたことがありませんか?

歯列矯正をすると、歯並びや噛み合わせが変わることで目が大きくなったと感じる人がいます。

では、本当に歯列矯正で目が大きくなるのでしょうか?

今回は、歯列矯正で目が大きくなるのか、歯列矯正で目が大きくなる理由、歯並びと顔のバランスの関係について解説します!

目の大きさ以外にも変わる顔のパーツがあるのかも解説しますので、参考になさってください。

実は歯列矯正で目の大きさは変わらない

歯列矯正 目が大きくなる

歯列矯正で目が大きくなったと感じる人がいることは事実ですが、実は実際に目の大きさが大きくなっている訳ではありません。

歯列矯正は噛み合わせや歯並びを整えるために行う治療で、美容整形のように目の大きさを変えるような治療ではないからです。

では、なぜ歯列矯正で目が大きくなったと感じる人がいるのでしょうか

それには歯列矯正で歯の角度や噛み合わせの位置が変わり、顔のバランスが変わることが関係しています。

歯列矯正で目が大きく見える理由

歯列矯正 目が大きくなる

歯列矯正は、目や鼻などの顔のパーツを美容整形のように変える治療ではありません。

しかし、歯列矯正をして出っ歯や受け口などの噛み合わせを治すと、顔全体のバランスが整ってくるため、顔つきが変わり目が大きく見える場合があります。

実際の目の大きさは変わらないけれど、顔つきが変わることで目がぱっちりとして大きく見える場合があるということです。

顔つきが変わることで目が大きく見えるかどうかは、元の歯並びや噛み合わせによって異なります。

また、歯列矯正で目がぱっちりと大きく見えると言っても、美容整形のように自分の思うように目の見せ方を変えられる訳ではありません。

どのくらい顔つきが変わって目が大きく見えるようになるかは個人差があり、歯列矯正をしてみないとどのようになるかは分からないと言えるでしょう。

歯列矯正で変わる顔のパーツはある?

歯列矯正 目が大きくなる

歯列矯正をすると、目以外にも変わると言われるパーツがあります。

代表的なのは、以下の6つです。

・Eライン
・フェイスライン
・人中の長さ
・唇の厚み
・ほうれい線
・顔の骨格・筋肉バランス

特に出っ歯や受け口で骨格やフェイスラインに影響が出ている人は、歯列矯正をすると変化が出やすい傾向があります。

また、抜歯や外科手術を伴う矯正治療は口元の変化が大きい分、顔つきにも変化が出やすい傾向があります。

どのように顔のパーツが変化する可能性があるのか、確認してみましょう。

Eライン

歯列矯正をするとEラインが整うので、横から見た顔の印象が良くなることがあります。

Eラインとは、横顔の美しいバランスを図るための基準のひとつです。

顔を横から見たときの鼻の先と顎の先を結び、唇の先がその線の内側、もしくは線に触れるくらいの位置にあると横顔が美しいといわれています。

歯列矯正で出っ歯や受け口を治すときにも、口元をどのくらい引っ込めるかという点で参考にされることが多い基準です。

歯列矯正では鼻の高さを変えることはできないので、歯並びや噛み合わせを整えたときに口元が引っ込むような症例の人は変化が見られやすいです。

フェイスライン

歯並びや噛み合わせを整えると口周りの筋肉バランスが整うため、顔全体の筋肉バランスも整ってフェイスラインがスッキリする場合があります。

エラが張っている、下膨れのようなフェイスラインをしている人は、噛み合わせが悪いことで噛む筋肉(咬筋)に過剰な負担がかかっている可能性が高いです。

そのため、歯列矯正をすると筋肉への過剰な負担が少なくなってフェイスラインがスッキリと整う可能性があります。

また、抜歯や外科手術を伴う歯列矯正の人は口周りの変化が大きいので、フェイスラインの変化も比較的大きくなるでしょう。

人中の長さ

歯列矯正をすると人中の長さが変わる可能性があります。

人中とは、鼻の下から唇までの窪みの部分です。特に出っ歯の人に変化が見られやすいと言われています。

歯が出ているときには唇を閉じるために人中を下に引き延ばすようにするため、人中が長くなりがちです。

しかし、歯列矯正をすると人中を無理やり引き伸ばさなくても口を閉じることができるようになります。

もちろん個人差がありますが、これにより歯列矯正をすると人中の長さが変わると言われています。

唇の厚み

歯並びによって口元が前に出ている人、歯並びが原因で口呼吸をしているような人は、唇が前に出ていることが多く、唇が厚くみえることがあります。

歯列矯正をすることで口元が引っ込むと歯で押し出されていた唇も引っ込むため、唇の厚みが変化したように感じることがあります。

ほうれい線

歯列矯正をすると口元の皮膚の張り方が変わり、ほうれい線が目立つ場合があります。

ほうれい線に関しては歯列矯正期間中の加齢、矯正装置が邪魔で噛みにくくなることによる顔の筋肉の衰えなど、さまざまな要因が関わっていますが、稀にほうれい線が目立つようになったと感じる人がいます。

顔の骨格・筋肉バランス

歯列矯正をすると噛み合わせの位置が変わり、顔の骨格や筋肉バランスが変化します。

変化の度合いには個人差がありますが、これによって顔全体の雰囲気が変わる可能性があるでしょう。

顔の骨格や筋肉バランスが変化することで、筋肉の歪みが改善されて小顔になったと感じることもあります。

まとめ

歯列矯正は歯並びや噛み合わせを整える治療で、美容整形のように自分の思うように顔パーツを変化させる治療ではありません。

そのため、歯列矯正をしたからといって目が大きくなることはありません

しかし、歯列矯正をすると歯並びや噛み合わせが変わり、顔のバランスが整うことで目が大きく見えるようになることがあります。

目の大きさを変えるために歯列矯正をするというのはおすすめしませんが、歯列矯正によって顔つきに良い変化をもたらす可能性はあると言えるでしょう。

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